VR360度ライブ配信の現在と未来

2019/05/12 5:24

インターネットが普及した現在、ニコニコ生放送、Youtube等ライブ配信はかなり一般的になってきました。今後、配信環境・視聴環境の対応によりフレーム内だけでなく空間を共有出来るVR360度ライブ配信がどのようになっていくのか注目です。

現在のVR360度ライブ配信

ネット回線を利用したVR360度ライブ配信は、FacebookやYoutubeの対応によりここ数年でかなり注目されるようになりました。
配信映像の送信者側は、FacebookやYoutube等気軽に配信が出来るプラットフォームの登場によりVR360度カメラや光回線等の高速なネット環境、配信ソフトなどを準備すればいつでもVR360度ライブ映像を配信する事が出来ます。

視聴者側はパソコンやスマートフォンでアクセスし、気軽に視聴する事が出来ます。
スマートフォンの場合、端末をスワイプしたり画面の向きを変える事で映像のアングルを変える出来ます。また、パソコンにVRゴーグルを接続する事でより没入感の高いライブ映像を体験する事が可能です。

VR360度ライブ配信が現在抱えている問題

VR360度ライブ配信にはVR360度動画同様、画面のつなぎ目がおかしくなったり、機材等の映り込み、VR酔い等の問題があります。
それに加えて映像のデータ容量が大きいためデータ処理などにも負荷がかかります。
さらに、高機能高画質なカメラで撮影していた場合でも、視聴者側の回線や視聴端末の性能により低画質になる場合もあります。

これからのVR360度ライブ配信

現在VR360度ライブ配信の多くは2Kや4Kの単眼360度映像になっていますが、今後はさらに高品質や高機能化が必要です。 他にも、5G回線の登場で外出先でも高品質・低遅延のライブ映像が楽しめるようになっていくよう期待です。