3D360度VR動画とは

2019/05/08 12:00

3D360度VR動画

目の左右視差を利用した3D技術ですが、没入感を誘発するのに効果的でVR360度動画、特にCGを取り入れたVR360度コンテンツとは非常に相性がいいです。
今回はその仕組みや制作方法について触れていこうと思います。

3D360度VR動画について

3D撮影が可能な360度カメラが相次いで発表・発売され、立体視できる3Dの映像が身近なものになりつつあります。

Youtubeがいち早く3D360度動画に対応したおかげで撮影環境や視聴環境が整い、手軽に撮影・視聴が可能になりました。
3D撮影が可能なVR360度カメラにはステッチソフトが付属しているものもあり、比較的簡単に3D360度VR動画を作る事が出来るようになっている状況です。

3D動画の撮影方法と仕組み

3D360度VRコンテンツの撮影にはさまざまな手法が考案されていますが、その手法の一つにカメラを放射状に配置する方法があります。
魚眼レンズの付いたカメラを放射状に6台配置し、それぞれ隣り合う2台のカメラで被写体を撮影する事で視差を持たせ3D映像を映す事が出来ます。
360度の視野をカバーするために、各カメラの映像を左右に分割し左半分を右目用、右半分を左目用に360度映像を作る仕組みになっています。